選ぶのも一苦労…発達障害のあるわが子のための幼稚園選び

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Sally

小学生の発達障害児を持つ母。子供が2歳の頃からABA【応用行動分析】を中心とした早期療育に取り組む。普通とはちょっと違う我が子が、社会で楽しく暮らしていけるように応援する毎日。子供が社会に溶け込むためには、まずは自分が社会と繋がっていないと…そのための自分磨きもバッチリ。

▼発達障害のあるうちの子

我が子は発達障害があるうえに、早生まれでした。

たいていの幼稚園は入園する前年の秋に面接試験があります。我が子の場合、2歳半を少し過ぎたくらいで、入園の可否を判断されなければなりません。

既に我が子の障害には気づいていましたが、まだ療育を始めたばかりだったので、発達年齢は普通の子供より1歳くらい遅れていたと思います。さらに早生まれなので、4月生まれの子供と比べたら発達年齢は2歳近い差がありました。

幼稚園選びをしていた頃の我が子は、こだわりが強く、話せる言葉はほとんどありませんでした。

児童館等での集団での様子は、紙芝居や手遊びなどには全く参加せず、そういった時間になっても好きなおもちゃ遊びを止められずに一人で違う活動をしていました。そして終わりの時間になっておもちゃを片づけると大きな癇癪を起こすなど、社会性も他の子に比べてかなり低い状態でした。

 

▼幼稚園選ぶための選択肢は5つ

そんな我が子の幼稚園選びですが、発達障害の子供に加配の先生を手配し、スムーズに入園を許可してくれる所もあるようですが、私が住んでいた地域ではそういった幼稚園は見つけることができませんでした。

入園面接より前の説明会や体験会、園庭解放などで、さりげなく発達障害を受け入れてくれるかを掛け合ってみても、「見守るしかできない」「特別な配慮ができるかわからない」とやんわりと拒否されました。

我が子の状態が今のように高機能やグレーな範囲であれば、面接の時点では発達障害に気づいていないふりをして、入園後に発達の相談をするという方法もあったかと思うのですが、当時は明らかに発達が遅れていたので、障害に気づかぬふりで入園面接をパスできる状態にありませんでした。

 

そんな状態の中、私はインターネットや本などで情報収集をし、どんな進路にするのがいいのか悩んでいました。

そして、いくつかに進路を絞りました。

 

1.発達障害に理解のある「普通の幼稚園」を探す

2.発達障害を積極的に受け入れている「混合教育」をしている幼稚園へ行く(引っ越しを伴う)

3.仕事を始めて「障害児枠」の保育園へ入る

4.療育を家で頑張って、成長したのち年中から普通の幼稚園に入園する

5.市の療育園に行く

 

結果的に、私は「2」の発達障害を積極的に受け入れている混合教育をしている幼稚園を選びました。

 

当時住んでいた地域の普通の幼稚園で、我が子を受け入れてくれるところはありませんでした。なので、普通の幼稚園に通うとしたら、たとえ理解のある園が見つかったとしても、車や電車で通うか、引っ越しをしなければなりませんでした。

住んでいた地域は新興住宅街で同い年の子がとても多く、そのほとんどの子はその地域の2つの幼稚園のどちらかに行くようでした。

車や電車で違う園に通ったり、保育園で障害児枠に入ったり、市の療育園に行くとなれば、近所の人にも色々聞かれるし、子供の障害について説明しなければなりません。

 

当時の私は、我が子の発達障害に気づき療育を始めてはいましたが、精神的にもいっぱいいっぱいで、ごく親しい人に説明することはできても、多くのお母さんに説明できるような勇気も強さもありませんでした。

誰も知っている人がいないところで一から療育をやっていきたい、という気持ちが強く、引っ越してまでも、混合教育を行っている幼稚園を受験することにしました。

 

混合教育をしている幼稚園は、健常児と自閉症児のクラスに別れていて、幼稚園の判断によって、対象の子供を健常児の集団に入れるか、自閉症児の集団入れるかを決定していました。

障害のある我が子でも、健常児と一緒に過ごせることが魅力的に思えて、受験を決意しました。

その当時は魅力的に思えましたが「幼稚園の判断」によるところが多く、健常児と関われる時間が予想以上に少なかったです。主治医や療育セラピストの指導で、もっと健常児と関わらせてほしいと言っても、「幼稚園の経験値による判断なので、親の希望は通せない」と断られました。

 

私は、我が子は可能な限り普通に発達している子どもと、一日を通して共に学ばせたいと思っていました。我が子にはコミュニケーションと社会性に問題があるわけです。こういう子供を同じ障害のある子供と一緒に教育しても、新たに身につけた行動を実践する機会がないし、年齢に見合った行動とそうでない行動との違いを学習することができません。

 

結果的に、その幼稚園は1年足らずでやめて、理解のある普通の幼稚園へ転園することになるのですが、幼稚園時代の家庭療育やABAについてなど、次回以降にまた少しずつ書いていきます。

 

 

この記事を書いた人

Sally
小学生の発達障害児を持つ母。子供が2歳の頃からABA【応用行動分析】を中心とした早期療育に取り組む。普通とはちょっと違う我が子が、社会で楽しく暮らしていけるように応援する毎日。子供が社会に溶け込むためには、まずは自分が社会と繋がっていないと…そのための自分磨きもバッチリ。