発達障害のある我が子の、小学校1年時の問題とその対処 その1

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Sally

小学生の発達障害児を持つ母。子供が2歳の頃からABA【応用行動分析】を中心とした早期療育に取り組む。普通とはちょっと違う我が子が、社会で楽しく暮らしていけるように応援する毎日。子供が社会に溶け込むためには、まずは自分が社会と繋がっていないと…そのための自分磨きもバッチリ。

  1. 発達障害のある我が子の、小学校1年時の問題とその対処 その1
  2. 発達障害のある我が子の、小学校1年時の問題とその対処 その2 
  3. 発達障害のある我が子の、小学校1年時の問題とその対処 その3:劇の練習

就学前の2月に、校長、副校長に我が子の特徴などを説明し、理解をしてもらえたうえで、無事に市内の小学校の普通級に入学しました。

担任の先生は、40代後半と思われる、ベテランの女の先生でした。はっきりものを言う先生で、クラス運営はとても上手だし、授業も面白く、わかりやすく、健常児にとってはとてもいい先生だったと思います。発達障害児の我が子がクラスにいながら、学級崩壊を起こすことなく一年を終わらせることができたので、発達障害児の扱いも、たぶん上手だったと思います。

ですが、障害児の我が子を特別視しすぎるところがありました。面談でも、ダメ押し続きで、一度も我が子の良いところを言ってくれたことはありませんし、「障害は病気と違って治らない」「障害児と健常児は、いつまでたっても交わらないけれど、なるべく近いところに持って行けるようにするのが私の役目」など、問題発言とも思えることを何度も言われました。ただ、担任の先生が苦手であっても、親と担任の信頼関係は、絶対になくてはなりません。そして、手のかかる我が子を嫌々ながらでも見てくれているという「感謝の気持ち」は忘れてはいけません。私も(きっと担任の先生も)歩み寄って、ギリギリのラインで繋がっていたような一年でした。上記の台詞を言われた際も、「障害が治らないのは理解しています。将来交わることはなくても、交わるフリくらいはできるようになると思います。そのために今頑張っているんです。」と大人の態度で応戦しました。

 

<一学期の問題行動>

担任の先生に一年の一学期に言われた我が子の問題行動です。

・授業中、課題をやる時などに独り言を言っている。(多い時は2時間くらい)

注意してもやめないし、無視(ABAでいう消去)をしても止めない。内容は造語が多いが、○○のバカ、○○変な顔、うんこ○○など、(○○には人の名前が入る)否定的な内容や、マイナスの発言が多い。周りの子が集中できないからやめて!と言っても止めてくれない。

・発表を沢山したくて、手をあげて自分が指されないと怒る。担任の先生もその状況はわかっているので、早めに当てるが、一度指されても、何度も何度も指されないと怒る。

・「走ってはダメだよ」と注意すると「走れ!」といって走り出したり、注意したことを直後にする。

・授業中に先生の話を最後まで聞かずに発言することが多い。

 

これを受けて、長年お世話になってきたABAエージェンシーの先生に、学校に行動観察に来ていただきました。学校へは、「今後の療育のターゲットを決めていきたいので、学校での問題行動を見たい」といって許可していただきました。

<セラピストが観察した学校生活>

一学期の問題行動を受けて、二学期が始まって早々に、ABAセラピスト(スーパーバイザー)に行動観察に入っていただきました。

1時間目~4時間目まで観察してもらい、我が子の問題点が良くわかりました。

(時間割)

1時間目:国語(カタカナ)

2時間目:国語(劇)

中休み

3時間目:算数(長さ)

4時間目:音楽(歌、鍵盤ハーモニカ)

 

(我が子が良くできていたこと)

・担任先生による個別指示、全体指示は100%遵守(1、2、3時間目に参加しない授業はなかった)

・我が子自身が落ち着いて個別に関わると、児童や先生と適切に会話ができる。

・クラスの授業中のルールは理解しつつある。(挙手、あまりあてられなくても怒らない)

・友達が冗談をいったり、1年生が面白いな、と思うことがあると皆と同じように笑う。

・整列して音楽室に行く(担任先生によると4、5月は難しかったよう)

 

(課題点)

・枠が明確でない音楽やグループ活動での行動が大きくなりすぎる

・周囲の児童が「いや」ということ(騒ぐ、暴言、ちょっかい)をやめない

・注意をしてくれた児童に暴言を言う、ちょかいを出す

・休み時間の行動(適切なルールが解っていない)

・プリント課題は、2枚目は回避と周囲の関心をひく行動が多くなる

・プリント課題での作業を一人で終えることができない(途中で誰かが促す)

・挙手をして回答をする際に、回答が正解ではない(全く違うことではないが、間違えたわけでもない)

 

この行動観察に観察に関する、もう少し具体的な問題や、改善点などを次回書いていきます。

photo credit: CollegeDegrees360 via photopin cc

この記事を書いた人

Sally
小学生の発達障害児を持つ母。子供が2歳の頃からABA【応用行動分析】を中心とした早期療育に取り組む。普通とはちょっと違う我が子が、社会で楽しく暮らしていけるように応援する毎日。子供が社会に溶け込むためには、まずは自分が社会と繋がっていないと…そのための自分磨きもバッチリ。