発達障害のある我が子の、小学校1年時の問題とその対処 その4:休み時間&算数

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Sally

小学生の発達障害児を持つ母。子供が2歳の頃からABA【応用行動分析】を中心とした早期療育に取り組む。普通とはちょっと違う我が子が、社会で楽しく暮らしていけるように応援する毎日。子供が社会に溶け込むためには、まずは自分が社会と繋がっていないと…そのための自分磨きもバッチリ。

我が子は、学校でどんな事で困っていて、どのような対応をしたらいい方向に向かうのか、家でできる取り組みを探すために、ABAエージェンシーのセラピストに行動観察をお願いしました。

    ▼これまでの記事

  1. 発達障害のある我が子の、小学校1年時の問題とその対処 その1
  2. 発達障害のある我が子の、小学校1年時の問題とその対処 その2 
  3. 発達障害のある我が子の、小学校1年時の問題とその対処 その3:劇の練習
  4. 発達障害のある我が子の、小学校1年時の問題とその対処 その4:休み時間&算数

<中休み>

校庭へ遊びに出た我が子は、ひとりでうろうろしていましたが、しばらくして同じクラスの男子がドッヂボールをやっているのを見つけ、そこに入っていきました。ですが、なんとなく参加したものの、つまらなかったのか気乗りしなかったのか、すぐに抜けてしまいます。

その後、ひとりでボールが保管されている倉庫へ行き、なぜかそこでしゃがんでいました。2分後、観察者(セラピスト)が「どうしたの?」と声をかけると「ぼく、ボール使いたい」と答えました。セラピストが学校のルールを確認し、「使っていいんだよ」と言うと、喜んでボールを持って行きました。

我が子は学校に通い始めて数か月経っても、「休み時間のルール」を把握していなかったようです。休み時間の過ごし方は、わざわざ教えられなくても自然と理解していくことがほとんどです。ですが発達障害のある子は、明文化されていないルールを読み取ることができない場合があります。我が子にもそのような傾向があったようでした。

我が子が通う小学校では、低学年がボールを使っていい日、使っていい時間(中休み、昼休み)や、クラスごとにボールの数が決まっています。休み時間を有効に使うために、そのルールの表を教室の見やすい場所に貼ってもらい、家でも毎日確認するように対応しました。

 

<3時間目:算数(長さ)>

休み時間を終えて汗をかいて戻ってきましたが、落ち着いて着席ができています。

算数の授業が始まり、先生が「今日は…」と説明を開始すると、「算数で何をするの!」と我が子が叫びました。先生はその発言を無視し、説明を開始しました。先生が構ってくれないと理解したのか、我が子は隣の子に“あっかんべー”をし始めました。隣の子はしばらく我慢をしていましたが、三回目で「きたない」と言いました。反応があったせいか、我が子はさらにふざけました。

先生はあえてそのやり取りを止めないで、授業を継続しました。すると我が子も、だんだんと全体へ向けた説明を聞くようになり「いくつぶんって何?」など、授業の質問をするようになりました。

1、2時間目もそうだったのですが、授業終盤が近づくと、目立つ行動が起こります。先生がクラスのみんなに「〇〇するよ!」と声掛けをすると、我が子は「しないよ!」と叫びました。先生は無視して下さるのですが、周りの児童が「文句言わないよ!」と小声で教えてくれます。それに対して我が子は「文句言っちゃうもんね~」とふざけました。

我が子からすると、注目が欲しいので、“注意されること”も“褒められること”も、同じ機能なのですが、適切行動を保持するためには、崩れていない段階(不適切行動の無い場面)で、関心をある程度与え続けていないとなりません。

これに関しても先生に説明して、引き続き前倒しに賞賛してもらえるようにお願いしました。

ちなみに、当時の担任の先生は、お願いしたことに「わかりました!やってみます!」と回答してくれる先生ではありませんでした。私からのお願いには、「既にやってますけど」「○○君だけの担任ではないので」などと、素直に聞いてくれたことはありません。それでも、お願いする前とその後では、対応を変えてくれているように思いました。“対応してくれるかわからない”、“お願いしても、出来ませんと言われる”ということであっても、一応言ってみるにこしたことはないと思います。

次の時間は音楽です。担任の先生ではなく、専科の先生となり、我が子の行動はガタガタになりました。

音楽の授業は、この続きとして書かせて頂きます。

この記事を書いた人

Sally
小学生の発達障害児を持つ母。子供が2歳の頃からABA【応用行動分析】を中心とした早期療育に取り組む。普通とはちょっと違う我が子が、社会で楽しく暮らしていけるように応援する毎日。子供が社会に溶け込むためには、まずは自分が社会と繋がっていないと…そのための自分磨きもバッチリ。