46歳でわかった発達障害。それでも自己理解をするのに遅すぎることはない!

The following two tabs change content below.
荒川 泰之
クエストスクールという家庭教師をやっています。 個性を自立力にするための家庭教師クエストスクール http://quest-school.com/

発達障害と診断されたのは、46歳の時でした。(今年で49歳)医者からの子供の頃の話と発達性障害のテストであるWAIS-III、さらには、頭の前葉頭(感情をつかさどるところ)のちぢんでいることでの判断です。

私は、特に、注意力がなく衝動的な行動をします。たとえば、子供の頃にランドセルを忘れるとか大学時代に、一人暮らしをした時に銀行の通帳を忘れたことが何回もあるのです。

また、大学時代に名古屋に住んでいて、東京へ行きたいと思いたつとその日のうちにいってしまいます。さらに、好きなことにはこだわります。若い頃は、肥満体質だったのでダイエットにこだわりつづけ、当時としては珍しい中国の商品をとりよせたこともあります。

そして、私の世代は、パソコンを使う時代ではありません。しかし、専門職についていないのに20年も前から、パソコンを使っています。それまで、いろいろと手をつけてもすべてやめてしまっているのに、サポートもない時代にインターネットに接続したのが17年前になります。

そのため、パソコンの講師もしていたことがあるのです。そこで生徒様から、「先生は、どうしてパソコンが、パチパチうてるのにハサミがもてないの?」とか「運転ができないの?」と言われたことがあります。

この時は、発達障害とは知りませんでした。しかし今思うと他の人の方が自分を知っています。また、話は変わりますが、私は料理を作ることができません。実は、調理ができないわけではありません。ただ、ヤキソバを作ると誰もがまずいといいます。

後で、調べたら、発達性障害の人は、舌の構造がかわっていて、いい味が出せないとのこと。私は結婚をしていましたが、元夫から「コミュニケーション障害だ。」とか、「味覚障害だ。」と何度もいわれました。また、今年で49歳になる当時では、珍しい大学の法学部を卒業しているので「法律がわかるのに、どうして簡単なことができないの。」と職場の人に言われ続けて、転職を繰り返し、自分のせいだと落ち込み続けてきたのです。

▼私は生きていても仕方がない人間だ…しかし人生は一度だけ!

そんな人生で、ある日、限界を感じて、「私は生きていてもしょうがいない人間」だと思うようになりました。そのため、発達性障害を診断されて、自分のせいではないと思ってほっとした部分もあるのです。しかし、だからといって、46歳で発達障害を知っていてもどうしようもないということで、失意のどん底におちました。だから、今でもやっぱり、「生きていてもしょうがいない。」と思うことは何度もあるのです。

しかし、人生はただ一回だけですから、なんとか生き残ろうと考えはじめたのです。まず心療内科の医師は、ストラトラの服用を勧めてくれました。紆余曲折があって自分の病気を自覚して、医師と対等に話ができる病院を選んでいます。そのため、医師を信じて、ストラトラを服用しました。しかし、それだけでは、すべて日常生活の問題は解決できないのですよね。

日常の困っている部分を改善しよう本で勉強をしたのです。まず、不注意をなおすことを考えました。本にはうまく日常の予定をチェックするために携帯やPCを活用するといいと書かれてあったのです。だから、日常の予定を忘れないように、Google カレンダーの利用をしています。そして、メールで予定が送られるように操作をしておくと予定を忘れてしまうことはふせげます。

また、たとえば病院へ行く時に、100円ショップの大きな袋を買って、診察券とか、必要な書類をまとめておきます。そのような工夫をしたら、うっかり忘れてしまうということはなくなりました。そして、どこかへ行きたいとか買いたいことは、1度考えることにしたのです。そして、日常生活はうまくいくようになりました。しかし、あとは、対人関係ですが、これは苦しんでいます。そもそも、発達障害は、5,000人診察した今の主治医でもなかなかすべて把握できないとの話。だからこそ、特に地方に住む人の社会の理解度が少ないと感じます。たとえば、精神福祉士(相談員)にも、「余計なひとことをいって落ちこむ」とか「誤字脱字が多い」と相談すると、「それは誰にもある。」といわれてしまうのです。もちろん、精神福祉士は、なぐさめの気持ちでしょう。しかし、私は今、発達性障害の対人関係の教科書が欲しいのです。今後は、発達性障害の対人スキルの身につけ方をどうしたらいいのか?と考えていることを文章にします。

この記事を書いた人

荒川 泰之
荒川 泰之http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yasuyukiarakawa/20130729/20130729164616.jpg
クエストスクールという家庭教師をやっています。 個性を自立力にするための家庭教師クエストスクール http://quest-school.com/